地図のパート3
磐梯山

磐梯山は猪苗代湖(地図の青い湖)の北にそびえる山です。
1888年に起こった大規模な噴火によって裏磐梯と呼ばれる一帯が誕生し、五色沼も生まれました。
日本の100名山に選ばれています。冬の雪道もハイキングコースも有名です!
どうやって行くの?
五色沼への行き方を参考にしてください。
五色沼

五色沼は自然の宝石です。青や緑の美しい色に心を奪われるでしょう。
1日の中でも色は変化し、時間毎の色の輝きをプレゼントしてくれます。
森の中のハイキングコースは約4Kmです。ゆっくりと2時間ほど自然を楽しんでみてはいかがですか。
五色沼の入り口に「クマ注意!」の標識があります。ハイキングする人の何人かは小さなポータブルラジオをつけたままにしたり、(私のように!)おしゃべりしたりして歩きます。近くにいるかもしれないクマをびっくりさせないように、音を立てるのです。 私はクマに出会ったことはありませんが、気をつけましょう。
手漕ぎボートをレンタルできる沼もあります。湖上ならぬ沼上から美しい景色を眺めてみてはいかがですか。
どうやって行くの?
猪苗代駅から磐梯東都バスに乗って、「五色沼入口間」で降りるのがおすすめです。五色沼ハイキングコースに近いです。
このバス停近くに裏磐梯位ビジターセンター(9:00〜17:00)があって、磐梯山のハイキングコースの情報が集まっています。
このコースの反対側に近いバス停は「裏磐梯高原駅」です。
2020年のバス時刻表がこちらです: http://www.totobus.co.jp/bandai/images/Vtimetable1.pdf
猪苗代駅へは、郡山駅から磐越西線をお使いください。約40分ぐらいかかります。
喜多方ラーメン

喜多方市はラーメンの楽園です!
美味しいラーメンの麺作りには、きれいな水が成功の鍵と言われています。
喜多方市は、三方を山に囲まれて、そこからきれいな水の河川が貫流しています。この水が喜多方ラーメンの麺の味に重要な役割を果たしています。
そして、スープもお忘れなく! スープなしのラーメンは…、ワインのないフランス料理のようなもの!
レシピは店によって異なりますが、スープは地元の醤油で作られているのが多いです。 チャーシュー、ネギ、時には卵などで飾られています。
びっくり‼ 朝食でもラーメンを楽しめます!
多くの店で「朝ラー」を提供しています。
喜多方市には約120のラーメン店があるので、ぜひ足を運んでみてください。
どうやって行くの?
郡山駅から磐梯西線を使って会津若松駅まで行き、そこから磐梯西線新津駅行きに乗りかえて喜多方駅で降ります。
郡山駅から会津若松駅まで約1時間15分、会津若松駅から喜多方駅まで約20分ぐらいかかります。
会津若松市

まずは、西会津若松駅から徒歩20分、会津若松駅から徒歩35分の鶴ヶ城がおすすめです。
1868年の戊辰戦争の激戦地です。
会津藩と明治新政府軍とのほぼ一か月にわたる衝突の後、会津藩は降伏し、開城されました。
明治政府は1874年に鶴ヶ城を取り壊しました。時を経て1965年、地域市民のサポートで鶴ヶ城は再建されました。
8:30から17:00まで。
入場料は一大人410円、一小人150円です。
障害者手帳をお持ちの方は入場無料です。
住所:
〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1
鶴ヶ城から徒歩約30分、ぜひ会津武家屋敷を訪ねてください。
当時の家具などを残した38の部屋から、会津藩家老西郷頼母の生活を知ることができます。
敷地は2,400坪に及び、素晴らしいです!
4~11月:8:30から17:00まで。
12~3月:9:00から16:30まで。
入場料は一大人850円、子供は年齢によって450円から550円。
障害者手帳をお持ちの方は入場料が割引になります。
住所:
〒965-0813 福島県会津若松市東山町石山院内1
会津武家屋敷から徒歩35分の所に「会津さざえ堂」という国の重要文化財があります。
会津さざえ堂は、1796年に建てられた六角三層のお堂です。
二重螺旋構造の木造建築物としては世界に唯一のものなので、ぜひ見に行ってください!
4月~11月:8:15から日没まで。
12月~ 3月: 9:00から16:00まで。
拝観料は一大人400円、子供は年齢によって200円から300円。
障害者手帳をお持ちの方は拝観料が割引になります。
住所:
〒965-0003 福島県会津若松市一箕町八幡滝沢155
会津若松は、漆器工房や酒蔵でも有名です。漆器やお酒は素敵なお土産になりますね!
どうやって行くの?
郡山駅から磐越西線を使って、 会津若松駅でお降りください。1時間15分ぐらいかかります。
「列車で (会津若松市の名所「鶴ヶ城」へ) 」をご参考にしてください。
心清水八幡神社

会津若松市の西、会津坂下という町にある神社です。
駅から神社へと続く道は、私が大好きな田舎の風景です。緑の丘、典型的な平屋、古い伝統的な木造家屋、小さな菜園…
もう神社に着きました!
1055年に建てられたと言われていますが、1840年に焼失しました。会津藩主の松平容保(まつだいらかたもり)が再建しました。
もみじは、秋に美しい紅葉の世界をプレゼントしてくれます。
松に囲まれた道を歩いて木造の鳥居にたどり着くと、また別の「世界」に来たようです。
冬は、雪に身を包んだ神社に出会えるでしょう。
どうやって行くの?
会津若松駅から只見線を使って、 塔寺駅でお降りください。45分ぐらいかかります。
駅から徒歩15分ぐらいで神社に着きます!
住所:
〒969-6584 福島県河沼郡会津坂下町大字塔寺松原2908
圓蔵寺

あかべこボックスに入っていた「あかべこの説明」をまだ読んでいない方は、ぜひ読んでください!
この寺は赤べこと関係があります。
圓蔵寺は1200年の歴史があります。
真言宗の開祖でいる弘法大師は高僧から霊木を受け取り、帰国後にそれを三つに分かち海に投げ入れたところ、茨城県、千葉県、柳津町に流れ着いたと言われています。
その木で虚空蔵尊菩薩が刻み上げられ、それを受け、僧侶徳一大師が園蔵寺を開創したと伝えられています。
崖の上の寺は、只見川や山々、春の桜や秋のもみじ、冬の雪など周囲の自然に守られているようです。
寺には赤べこに敬意を表して、牛の形をした銅像があります。ただ、この赤べこは自転車に乗っていません!
どうやって行くの?
会津若松駅から只見線を使って、 会津柳津駅でお降りください。1時間ぐらいかかります。
駅から徒歩10分ぐらいで神社に着きます!
住所:
〒969-7201 福島県柳津大字柳津字寺家町甲176
起き上がり小法師

起き上がり小法師は転んでもすぐ起き上がる張り子の可愛いおもちゃです。黒髪、顔、服が描かれています。
会津地方に古くから伝わる縁起物です。
揺さぶられてもすぐに立ち上がるから、粘り強さと健康を象徴しています。
金山町

カラフルな屋根の家々が並ぶ川沿いのこの町は、写真家に非常に人気があります。
5600年前に山頂に生まれた「沼沢湖」という湖は、金山町のシンボルです。
湖のほとりには、公園、キャンプ場、博物館などがあります。
緑が多く、そのおかげでいろいろな野鳥が生息していて、バードウォッチングに最適です。ぜひ双眼鏡とカメラを持って行ってください。
毎年、8月の最初の週末に沼沢湖水まつりを行っています。
どうやって金山町へ行くの?
会津若松駅から只見線を使って、 会津川口駅でお降りください。1時間ぐらいかかります。
駅から徒歩10分ぐらいでかねやまふれあい広場というところに着きます!そこで金山町と川の写真が取れます。
どうやって沼沢湖へ行くの?
会津川口駅から車で20分、400号 や237号の国道をお使いください。
早戸駅から車で10分 、252号 や237号の国道をお使いください。
田子倉湖

田子倉湖は只見川の本流をせき止めて造られたダム湖です。
この湖を紹介する理由は「パノラマ」です。
福島には素敵な景色が見られる場所が幾つもありますが、ここもその一つです。
何時間見ていても飽きない景色です。
空、湖、木々…、自然の囁きを聞きながら、詩的な時間を過ごせるでしょう!
どうやって行くの?
車で: 国道252号をお使いください。
電車で: 会津若松駅から只見線を使って、 会津川口駅でお降りください。2時間ぐらいかかります。
会津川口駅からは代行バスでの運航で、只見駅で降りてください。50分ぐらいかかります。
2020年のバス時刻表がこちらです: http://jr-sendai.com/upload-images/2020/03/20200401_tdmtt.pdf
只見駅から田子倉レイクビューへはタクシーをお使いください。10〜15分ぐらいかかります。
湖を見ながら、レストランで食事もでき、お土産も買えます。
レストランの営業時間は、4月下旬から11月下旬まで、午前10時から午後3時までです。冬は休業します。
もしよかったら、遊覧船ブルーレイクに乗って景色を楽しみませんか!
6月初旬から11月初旬(紅葉シーズンは最高です!)、午前10時から午後3時30分まで運行しています。遊覧時間は30分ぐらいです。
料金は大人1,200円、小人600円です。
また、10名様以上のグループの場合は、10名様毎に1名様無料になります。
住所:
〒968-0423 福島県 南会津郡只見町 田子倉604-18
只見線

電車からの景色だけでなく、ご紹介した只見線沿線の場所に立ち寄れば、より素晴らしい景色に出会えると思います。
大内宿

塔のへつり

尾瀬国立公園
